会社の健診などで血液検査を行いコレステロールが高い、LDLコレステロールが高い、中性脂肪が高い、など言われる人が増えています。検査結果の数字にもよりますが、「生活習慣を改善して再検査」とか「要治療」など指示されることになります。しかし大半の人は症状がなく、すぐに治療しなくても何も困らないからといってずっと治療を先延ばしにしたくなるものです。

では、どうしてコレステロールを下げなければならないのでしょうか?

コレステロールが高くても、生きていく上で困ることがなければそのまま放っておいても構わないのです。「今困ってないよ!」と言われるかもしれません。答を書いてしまいましょう。

コレステロールの治療をする目的は「動脈硬化による心臓の病気、具体的には狭心症や心筋梗塞にならないようにすること」なのです。今は症状がないでしょう。しかしそのまま放置していると徐々に心臓の血管が詰まってきて、あるときに急に心臓を流れる血液が途絶えてしまうと、心筋梗塞という現在でも半数の人が死亡されるような怖い病気になる危険性が高くなるのです。

心斎橋、四ツ橋から近い上嶋内科消化器科クリニックでは、高コレステロールや高脂血症のような生活習慣病の治療にも力をいれています。元気に長生きできるように、元気なうちからコツコツと治療を続けていくようにしましょう!

上嶋内科・消化器科クリニック