インフルエンザが流行しています。インフルエンザにかかっているかどうかの検査は鼻の奥に細い綿棒を入れて粘液をとってきて検査しますが、これまでは高熱のない人には検査しても意味がないとされていました。しかし、当院ではこの1週間の間に、37度以下の体温の人でインフルエンザA型の人が5人おられました。この検査自体を否定する動きが世間にはありますが、この事実をふまえるとどうやらこの検査は意味があるのではないかと考えます。つまり以前なら単なる風邪だと思われていた人の中にインフルエンザの人が混じっている可能性があるということですから、高い熱がなくてもインフルエンザの検査を行い、本当にインフルエンザじゃないかどうかを調べるのは重要かもしれません。なぜなら単なる風邪と思って職場や学校に行っていると、自分の知らないうちにインフルエンザを感染させてしまうかもしれないからです。

心配な方はぜひ検査を受けてみましょう。当院では簡易検査方法は2種類あり、患者さんの状況によって使い分けています。お気軽にご相談ください。

上嶋内科・消化器科クリニック