雑誌に載っている「飲まない方がいい薬」は大きな嘘!
最近、雑誌などで「医者は自分では飲まない薬」とか「飲むべきではない薬」という人の目を引き付けるようなタイトルの記事が紹介されています。ごく一部に正しいことが書かれていますが、それを読者が誤解するように話の流れを作って載せてあり、悪意を感じます。簡単に騙されないように気をつけてください。例えばコレステロールの薬は筋肉を溶かすという風に書かれています。そのような副作用が出る場合もわずかにありますが、ごくわずかの頻度です。そういう副作用が出ないかどうかもチェックしながら医師は処方します。それよりもコレステロールを下げることによって心疾患になるリスクが下がり長生きができるということが世界中で示されているのですから、人の目を引き付けたいがためにわざと誤解させるように書かれた記事には騙されないようにお気をつけください。
上嶋内科・消化器科クリニック